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下総基地駆け足見学記’15~おまけ編 [お出掛け話]

先週末、アタフタと駆け足でお邪魔して来た、海自下総航空基地開設56年記念行事の基地開放。今回はおまけ編であります。

例年だと、陸自の展示は航空機以外にも格納庫内での空挺機材展示等あるのですが、今年はこの所各地で多発している災害に対する派遣の関係なのか、陸自系展示は下画像のチヌーク1機だけでした。

いつもは、空挺用パラシュート等が展示されている第3格納庫も陸自系の展示はありませんでした。その関係なのか?展示の様なそうでない様な物がチラホラ・・・

上画像は、格納庫裏から入った所に置いてあったP-3Cのエンジン回り部品。
説明ボードなども皆無なので、展示用に意図して置かれたのかは不明ですが、エンジンナセルなんか普段は中々見られない状態で置かれていたので、良い物が見れました。


内部の色味は、「青竹色」でも「ジンクロ」でもない別の色味でした。実物の色味はもっと黄色味が強かったです・・・ご参考まで。






いつも陸自の機材が展示されるスペースには、今回は下総基地の各種機材が並べれておりましたが、こちらも特に解説ボード等はありませんでした。

とは言え、おいらが行ったのは午後も遅い時間だったため、早い時間に行っていれば解説ボードや解説してくれる方がいたのかもしれませんが・・・
画像を収めて行こうとすると、すでに撤収作業中。あうっ。

シャバでの俗称「バタバタ」こと、ターレットが今年は展示物?に昇格していたのにはビックリ。上画像は撤収のため動かし始めた所。
その後、目前を「バタバタ」と通って行きました。

ここで脱線話。
顔が似ていると言う事ではありませんが、上画像左の隊員さんの雰囲気が、ちょっと懐かしの某アニメの「BD」チックに見えたひまねねです・・・
ですが、多分大多数の方は「なんのこっちゃ」でしょうね~・・・でも、BDは白いTシャツだったか。
脱線話を収束・・・
元ネタはこの辺です~・・・なんだか今年はブルーレイボックスも出るとか・・・。

話を戻しまして、上画像対面には、こんな車両が。

今年は画像に収めてこなかったので上画像は昨年の物ですが、昨年は届いたばっかりな感じでした。
昨年初見の時、何に使うのか解らなかったのでその後調べて見ると、どうやら海自が配備したC-130Rへの荷物搭載用車両な様子なのが判明。
それまでのYSと違って、C-130は機体後部に大きなカーゴドアがあるので支援車両も新たに必要になった様子。

はみ出し話ですが、上画像の車両は新車で調達した様子ですが、C-130Rは米軍がアリゾナの砂漠で保管していた中古機をレストアした物を購入したりしていたり・・・参考までに、空自のC-130は「H」型となります。


その他な格納庫展示はと言うと、横須賀音楽隊等の演奏会場になっている2格はいつもの通りでしたが、1格はおいらが訪れた時間ではすでに「がらんどう」状態。

例年でもショー時間までの待機中な「ミニP」や、何故か毎年展示されている「羽ばたき機」くらいなのですが、今年はミニPの方は公演時間も過ぎていたのですでに片隅に片付けられておりました。


それにしても、この1格。中はさほどでも無いのですが、外見は大分くたびれ度が・・・
対面に展示されている、まだ新品に近いP-1と見比べるとかなりな温度差。

下総にP-1が配備される頃には、新しい格納庫に建て替えられるのかな~?


その他、地上展示で目に留まった光景を何点か。

館山から飛来した、SH-60Kの窓に掲げられていたボード。

2年前の米軍との合同演習の時の物ですが、下の文字列の中にある米軍のオスプレイが海自の護衛艦への離着陸訓練を行なったので、当時結構報道された記憶が。

未だに日本では拒否感が強いオスプレイですが、まだ野放しに近い個人所有のドローンよりはよっぽどマシでは無いかな?と思う昨今であります。
ちなみに、今回の記念行事案内には、最近のこの手の行事お約束な「ドローン及びラジコン等の持ち込み禁止」も明記されていました。


お次は「2じゃないよ」なお話。
P-1のエンジンナセルには、「2」に見えるマークがあちこちに記入されています。

こちらは、吊り上げ時のポイントを示す記号だったりして。


エプロンの南外れに展示されていた消防車。

どう言う理由なのか解りませんが、3自衛隊の航空機用消防車の中で一番垢抜けた外観の海自の消防車。
松○零○デザインの、東京の水上バスの横にいると似合いそうな外観。

おい少年、顔出す向きが逆だぞ・・・

後部には、消化器製造大手モリタの銘板がありました。


今年初めて見かけたカエルさん・・・
今回はクルマで行ったため、駐車場から展示エリアへ行くルートが去年一昨年とやや異なるので、初見のこんな部隊表示を見つけました。

「Ordnance」って、陸自だと武器科の事を指すから、この場合はその前の「Aviation」と併せて「航空武器科」とでも言うのですかね~?下の文字と合わせると、爆弾などに付けられるパラシュートの整備を担当している部署なんでしょうか・・・詳細は精査しておりませんので、詳しい方コメント頂けると嬉しいです~(いつもの他力本願・・・)。

下のカエルの石像、恐らく市販の物なのでしょうが、ちゃんと海自冬服に塗られております。

下の幹部カエル?さんには、防衛記念章らしき物も描かれていたりして、結構芸が細かい。



と、駆け足で巡った割には今年も新たな発見のあった下総基地でした~。










「おまけ編」のおまけ・・・

ハマエノコロ?

駐車場に戻る直前、ふと足元のネコジャラシに目が留まってしまいました。

よく道端で見かける物よりも、なんか穂がこじんまりした感じが。

よく見かける細長い穂に比べると、ねこの短尾種の様な、縦横比がスクエアに近い穂。何となく興味が沸いたので、とりあえず証拠写真を撮っておきました。

帰宅後検索してみました。
俗称はネコジャラシなんて呼びますが、正規の名称はエノコログサ。エノコログサで検索してヒットしたウィキの記載を見ると、浜辺に生える「ハマエノコロ」なんて種類に特長が良く似ている。

ただ、こちらは千葉県とは言えかなり内陸に入った所なので、なんでハマエノコロが生えているんだろう?と思ったのですが、そう言えばここは「海上自衛隊」の施設だった。

海辺の基地から異動して来た方のクルマに種が付いていたとか、空輸されて来た物資に種が付いていたとか・・・なんて考えると、ここにハマエノコロが生えていても違和感が無いな~と、何となく納得してしまったひまねねですが、見かけた物が本当にハマエノコロなのかは不明です。
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コメント 2

mitsu

わたし写ってないかなと・・・w
今年は外来が寂しかったですね〜
P-1の地上展示は嬉しかったけど。。。
2カット目以降の黄色いハンガー内のものたちの展示は
後で見ようと思って忘れてました〜^^;
結構撮りがいもあった感じですね
by mitsu (2015-10-05 17:05) 

ひまねね

mitsuさまへ、お久しぶりです~。
確かに今年は例年以上なスカスカ度でした・・・ネットで見かけたレポートだと、月初の八戸にはC-130RやらTRDI塗装なP-1やら、F-2とかイングラム?とか外来てんこ盛りだった様ですが、かなりの温度差が。

あの時辺りはかなり忙しかった「緑の服」の陸自の展示各種が少なかったのは解りますが、今回は海自内の外来も寂しかったです・・・観艦式に予算取られちゃっているのですかね~?

何となく置かれていたP-3Cのプロペラとナセルは、ちょっとハァハァして見てました。仕事のついでだったのでコンデジだけだったのがちと悔やまれます。
by ひまねね (2015-10-05 21:02) 

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