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内陸地に生えるハマエノコロ(多分)・・・ [その他色々・思いつくままに]

先月末に訪れた、海自下総航空基地開放行事の際のお土産?の一つが下画像。

俗に言う「ネコジャラシ」ですが、去年たまたま目に付いて気になっていた物を思い出しまして、帰り際に駐車場の脇からちょいとつまんで持ち帰って来ました(画像は帰宅後余っていた鉢に納めた物です)。
去年何で「?」と思ったかと言うと、穂の形状。

何だか妙に小さい割には毛が長く、群生していると妙に気になったので、帰宅後検索すると「ハマエノコロ」なんて海辺に自生する種が似てるな~と思ったのですが、去年はコンデジ画像のみだったため推測のみで終わっていた物。
参考までに、去年の記事は「こちら」の下の方です~。

「ネコジャラシ」。正式には「エノコログサ」と言いまして、犬の尾っぽに似た穂の形状から名付けられたとか。

ネットで色々見ていると、上画像の様なその辺の道端で良く見かける物も、「アキエノコロ」だとか「ムラサキエノコロ」とか種類が色々ある様だし、実物を色々見ていると上画像の様な長穂の物は草丈も結構高く、短穂の物は草丈は短いと言った違いがあったり。意外と奥が深いな・・・

自転車通勤時のルート上に、長穂短穂両種が点在していたりするのを見かけたので、休みの日に短穂の物を手折って来て比較して見ました。

鉢植えの物が下総基地から持って来た物で、画像左の物は近所で自生している物。
草丈は同じ位で、短穂だったのですが、穂を見比べると下画像の様に相違が。

画像右が下総産ですが、毛が長い。
やはり種としては去年の仮説通り、主に海岸に自生するハマエノコロの種が、転属時の海上自衛隊員さんのクルマにくっ付いて来たのかな~?と思うひまねねではあります。
ただし、DNAの検分とかはしてませんし、そこまでする環境や財力もありませんので悪しからず。

おまけと言うほどではありませんが、「ハマエノコロ」で検索すると上位に出てくるこんな記事がありました。
埼玉同様な「海なし県」栃木にも分布していたとは・・・

これもおいらの勝手な推測ですが、風当たりの強い所に生えたエノコログサは、種の保存のため風の影響を受けにくい様に背丈を短くし、種の拡散のためには、逆に風に乗って拡散して行き易いように毛を長くした穂に特化していったのでは無いのかな~・・・なんて。

これ以上は精査するつもりも無いと言うか出来ませんので続きはありませんが、せっかく持って帰って来たので、所謂雑草ではありますが鉢植えのまま置いて見て置きます。
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