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新春2日の徘徊記録~その3 [お出掛け話]

松の内も終わりましたが、まだまだ続けてしまう(・・・)新春2日の自己満足的徘徊記録。
今回は、さだ大先輩と中中以外にも接点がある事が去年解った「宝商店街」のお話です~。

前記事で紹介した中川中校舎画像を中川の土手側から納めた後、一度正門に至る道へ。

表通りからこの細い道を通って行くと正門に至るのですが、おいらの在校時はこの地の利を活かして?通称「校門チェック」と言う服装や持ち物チェックが抜き打ちで時々行なわれていました(トツニュウスルトニゲラレナイ・・・)。

「荒れる学級」なんて流行語になった時分ではありましたが、そんな変なツッパリもいなかったので大体はスルーでした。とは言え、時々「大人の論理?」的な難癖を付けられた事も有りました・・・生徒手帳には「白い靴」とだけ書かれていたので、合皮の白い運動靴を履いていったら「綿の『ズック靴』だけだとか・・・確か言ったのは社会の北川先生。
今は「ゆとりアンドモンペ」時代なので、もう同様な事はやってないのかな~?

おっと、話がずれてしまいました。
今回のお題は「宝商店街」なので、話を元に戻しますです。





中中正門から一本道を歩いて行くと、表通りの交差点に出ます。
ここを左に曲がると、すぐに隣接の木下川薬師さまが見えて来て、境内に入る山門に至るのですが・・・

薬師さまの参道まで行くと、宝エリアには真っ直ぐ行けません。

宝エリアに行くには、薬師さまの参道の手前の右側に見える細い道へ入ります。

はみ出しネタその2。
今は痕跡もありませんが、この通りの中ほどに、校章やクラス章などを売っていた「大熊ふとん店」さんと言うお店がありました。
そんな事を思い出しつつ進んで行くと、月極駐車場が右手側に見えて来ます。

ここが、「木根川橋」曲中の語りに出て来る、「15番の下駄箱」の話の基ネタと言われる銭湯「宝温泉」の跡地。

さだ大先輩が東四つ木に住んでいた時分は、この場所に銭湯(温泉?)があったとの事。国土地理院の昔の航空写真でも、不鮮明ではありますが煙突などが立っているのを確認出来ましたが、天然温泉なのか普通の銭湯みたいな水道水の沸かしなのかは不明です。

その後、おいらが宝商店街でバイトしていた昭和50年代後半位は「宝温泉建設予定地」と看板が立った更地でした。
さらに時代は下り、事情は解りませんが宝温泉の再建は断念した様で、月極駐車場として転用され今に至る様子。

看板の電話番号の局番は最初から「3」が書かれた4桁局番なので、平成の始め位に駐車場になったのでは?。

当時の入口らしき空き地の対面にあるのが、「宝商店街」。と言うかその名残り。

おいらがバイトしていた頃も「しもた屋」の方が過半数でしたが、更に閉店度が進み、’15年始めの今では床屋さんと中華やさんの2軒だけに。

「木根川橋」歌中にも出て来る、さだ大先輩の悪友?かつその後も交友が続く「のりちゃん」の生家も、今は移転して空店舗になっています。

「たから美容室」、近所に移転しているのを見掛けましたが、年代も大分違うので「のりちゃん」のご親族の経営なのかは解りません。

入り口側?な、表通りからこの宝商店街を見た図が下画像。


周辺はすっかり様変わりしてしまいましたが、この一角だけはおいらの記憶に残っている昭和の風景。

看板も重ね書きでぐちゃぐちゃになってますが、おいらの記憶に残る「宝商店街」の文字書きの輪郭は浮き出て何となく見て取れます。

この通りの中ほどにある、そば屋「宝や」。
以前も何回か書いていますが、昭和50年代後半の頃出前のバイトをしていました。


今見ると、「ずいぶん他の建物よりしっかりしてるな~」と思ったのですが、たまたま外にいた床やのおばちゃんにかなり久しぶりに再会して雑談したいたら、「ここは昔の店子が火を出して建て替えた」との事・・・そんな話は知りませんでした。

雑談を続けていたら、宝やの荒井さんはもうここには住んでいないが、近所に住んでいるとか、宝や隣りの鳥や(つるや)さんはもう・・・なんてお話を聞く事が出来ました・・・

大分色褪せてしまいましたが、今でも中々なデザインの看板。文化遺産で保護して欲しい位であります。

「宝すし」さんもすでに閉店した後なのですが、近年まで営業していた性jか?まだマトモな門構えですが、・・・



他の建物は荒廃度が進む宝商店街でした。ぐっすん・・・
またまたはみ出し話ですが、昔は「マーケット」と言えば通じたとの事なのですが、おいらがバイトしていた頃ではすでに「マーケット」の呼び名は廃れており、なおかつ「宝商店街」と言ってもごくごく近所の人以外には解ってもらえませんでした・・・
立ち去ろうとすると、ねこさんが見えたのですが、残念かな寄って来てくれませんでした。
「昔を見るな・先に進め・・・」と言う顕示なのでしょうか?
名残り惜しいのですが、再び徘徊へ。

おいら的には、昔の記憶に近い「宝商店街」もこれが見納めかも知れませんが、かなりくたびれたとは言え「宝や」でバイトしていた頃を偲べて冥土の土産になりました・・・って言ってもまだまだクタバル気は更々無いひまねねであります。


次回予告
もう一回だけ新春の徘徊記を続けます・・・




昔からある不思議な光景や、懐かしい光景とか、もう無くなってしまった光景を調べつつ、「水道みちぬけた」渋江白髭神社をお参りして立石エリアへ。
立石でも、メジャーな所は立ち寄らずマイナーな所をチラホラ徘徊・・・

何気なく?存続している立石のランドマークでもある?プチ旧跡と、その後舞い戻った四つ木エリアの、「翼くん」のお話でお終いにするつもりです~・・・
「自己満足ネタ」、良かったらもう一回だけお付き合い下さいませ。















追記・付録とおまけ
実は、この記事を編集していた時「投稿しないで記事を保存」すると文章が更新されていなかったりとか、画像が消失するトラブルに数回悩まされました。
ソネット側では無く、我が家のPC本体かホームページビルダーが原因だとは思うのですが、最近鳴りを潜めていたこのトラブルに新年早々悩まされました。

なので、昨日やっとこ記事を出したのですが、付録とおまけを入れ忘れている事に気付きまして、大した物ではありませんが追加して置きますです・・・

付録・昭和50年代後半の宝商店街(改訂版)

昨年の記事に同様の手書きの物を載せていたのですが、改めて現地で見てみると、「しもた屋」さんの数が全然違う事が解りましたので改めて書き直してみました。
×印は、当時から「しもた屋」さんだったお店です~。

上記記事中、「宝や」の建物が一番新しいと書きましたが、それでも築30年以上の建物。
他の建物は、昭和20年後半位の建築物だとか・・・



おまけ集
その1 こんな所にも「白髭神社」があったとは・・・
薬師さまから、宝エリアに向かう道を曲がると、こんな看板が。

四つ木在住歴は長かったのですが、この白髭神社の存在は知りませんでした。
せっかくなので、ちょっと立ち寄りして見ました。

正月2日ですが、ひっそりとしております。5分ほどいたのですが、帰り際に参拝の方が一人いらっしゃっただけでした。

位置的に、さだ大先輩の「木根川橋」に出て来る「白鬚神社」は、後記事にする予定の「渋江白髭神社」で間違えないかとは思いますが、昔々近在の白髭神社を巡るポタリングなど企画したこともあるおいらは、こちらの存在を存じ上げず恐れ入った次第でございます。


おまけその2・謎の電柱
宝駐車場対面のお宅の敷地内に合った電柱に、「んっ?」。

去年徘徊した、西武安比奈線の架線柱風味な電柱に見とれてしまいました。
この電柱が建っているお宅は、どうやら工場も兼ねた建物な様でして、以前は特高電源とか引き込んでいたのでは無いかな?と推測。
今は不要になったけど、撤去費用が掛かるからそのままオブジェになっているのでしょうか・・・
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ZENON

押上方面に向かう京成の橋の下流の橋は木根川橋って言うんですね。
国道6号から四ツ木橋に上がる部分が、新四ツ木橋との分岐で走り辛いので荒川CRに出る時にたまに利用していますが、名前は全然気にしてませんでした・・・。
>商店街・・・
うちの小学校の近くの中川橋から旧水戸街道付近の商店街は、ほぼ絶滅しました。(何故か肉屋だけは残ってます)
今では街で唯一の食料品店とも言える西友が、生活の支え&町民の顔合わせの場となってます・・・。
by ZENON (2015-01-09 22:26) 

ひまねね

ZENONさまへ、
ややこしい話ですが、昔々木根川橋のそばに初代四ツ木橋が掛かっていたため、現在の四ツ木橋は「新四ツ木橋」として竣工、新四ツ木橋は計画当初「新々四ツ木橋」と呼ばれていたとか聞いております・・・

四ツ木は、北側のまいろーど四つ木商店街と南側の渋江銀座商店街がありましたが、ヨーカードー四つ木店の開店ですっかり寂れてしまいました。
今回は寄りませんでしたが、高校時代そば屋の他にバイトしていた渋江銀座のセブンも、ストリートビューで見ると今では普通の住宅になっていました。

近くに住んでいても、常に見ていないと変化に気が付かなかったりするので、たまに行って見たりすると「浦島太郎」状態です~。
by ひまねね (2015-01-10 19:34) 

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