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【あかびびお】ミニカーと実車を比較してみた【しろびびお】 [くるまネタ]

今回は先日から引っ張りまくりだった、ミニカーのお話であります。

あかとしろが揃ったヴィヴィオのミニカー、香港はイクソ社製の1/43スケール。

以下色々実車と比べてあら探しをしたりしますが、悪意はありませんので悪しからず。
先に結論を書いて置くと、小ロット多バージョン販売な様なので、ヴィヴィオファンの方はとりあえず見付けたら「買い」でしょう。

左がRX-RAで、右がRX-R。「R」と「RA」の違いは下の方で解説しま~す。
我が家の実車と真逆でして、RAは素ノーマル状態でRはラリー仕様となっております。我が家の実車は下画像。

上は昔、フイルムカメラで撮った物をスキャンしたため、やや画質が荒いですがご容赦下さい。
話をミニカーに戻しまして、サイズが解りやすい様に方眼マットの上に置いて見ました。

全長約8センチと言う大きさですが、内外装細部も良く出来てます。土台に入っているモデル名が、下画像。

この赤い方は「Test Car “Ready for Race”」と銘打たれていますが、’93サファリラリーにスバルが持ち込んだ一連のヴィヴィオの仕様が基になっている様子。

当時スバルラリーチームジャパンからは、3台のヴィヴィオがエントリーしました。
今は亡きコリン・マクレーがプロドライブみたいな青の555カラー仕様、「ケニアの英雄」パトリック・ジルと、当時WRCにもスポットで参戦していた全日本ラリードライバーの石田正史が黄色いTバードカラーと言った陣容でしたが、プライベーターに車両供給もした様でして、このミニカーとほぼ同様な車両も参戦していました。

上画像は、当時スバルとSTIのジョイントで販促用に発行されていた小冊子「ボクサーサウンド」記事からの接写。
コースの過酷さ故、レッキと呼ばれるイベント前のコース完熟走行に本番仕様と同様な車両の使用が認められていたサファリなので、レッキ車を放出した物なのかも知れません。

ミニカーの方は上画像と比較すると、ウイングライトと呼ばれるドアミラー前のライトや前後輪のマッドフラップが無いですが、車内は競技仕様が施された完成直後?な仕様。

エアロパーツなサイドスポイラーは撤去され、同じくノーマルのフォグランプを撤去してサファリ特有仕様のアニマルバーが取り付けられ、そこにPIAAのフォグランプが付くややイカツイ外観。

とは言え、ちょっと郊外に行くと、シマウマさんなんかがクルマに轢かれてお亡くなりになってたりするのを見かけたりするケニア。アニマルバーが付いていても軽自動車サイズではクソの役にもならないかな?なんて思ったり・・・

後部は、Rワイパーやバックドアのキーシリンダーが撤去されていますが、実車も同様だったのかは、手持ち資料に後部がよく解る物が無いので不明。

ちなみに、実車のこの手の競技仕様は、ボンネットやバックドアのロックは撤去しているので、開閉は左右テールランプ上のロック金具を解除して外部から開け閉めする仕様になっています。
このミニカーも、貼り付けですが金具の取り付けが再現されてたりします。

Rガラス右側の丸い物は給油口。


車外に付くノーマルタンクの替わりに、撤去した後席部分に大容量の安全燃料タンクが据え付けられているため、給油はバックドアを開けて行なう様に変更されています。
ドアノブが黒いのは、単純ミスなのかな?Rの実車は車体同色が標準。

ルーフトップのラジオアンテナは撤去穴埋めされているのが再現?されてます。
実車はこんな感じでアンテナが付きます。


モデルの元になっているのが、ある意味中途半端な仕様なので、ノーマル仕様が欲しい人、本番仕様が欲しい人(って・・・おいらか・・・)いずれもやや物足りない所が感じられる印象。そんな関係か?発売に気が付くのが遅れても何とかげっと出来ました。
実物を手元で見てみると、これはこれで良いかもと思うひまねねです。

お次は、「RA」。


ヴィヴィオ発売から半年程一年遅れでラインナップに加わった「RA」。なので、ホントは上の表記は「1993」が正しいかと・・・
日本国内のラリー、ダートトライアル競技用のベース車として特化した仕様として販売されていました。
メーカーの新型車解説書の「開発のねらい」には、「モータースポーツ参加者のニーズに応え、スポーツ車仕様に“よりマッチング”したRX-RA車を新規に展開する事により、VIVIOでの競技参加を促し、パブリシティ効果を高め、VIVIOの販売を支援するものです。」と書かれておりました。

見た目が低グレードの様なショボイ外観ですが、実車も同様。初めて買ったしろびびお1号は新車で買ったので、最初初めて素ノーマルで見た時「何か銀行の営業車みたいだな~・・・」なんて思ったのですが、その辺の雰囲気も再現されております。

実車の話ですが、外観のドレスアップ装備やパワーウインドーの様な快適装備は省略されてますが、ギヤ比を競技向けにしたり、一部のギヤを耐久性向上処理したクロスミッションや、リア機械式LSD及びハードサスペンション等等、機能面では競技用に嬉しい装備が奢られていたRA。
仕様は四輪駆動の1グレードのみ、エアコンも装着不可と言ったガチな仕様でした。
ただしエアコンは、販売当初はディーラーオプションで存在した「R」用の後付けエアコンを付けると言った事も出来た様で、エアコン付きの車も時々見かけた記憶あり。
メーカーの見解では、アンダーガードの装着等によりエンジンルーム内の排熱が悪化するためオーバーヒートする恐れがあるとの事でエアコン装着不可になったと記憶しています。

ミニカーのモデルは、発売当初のカタログ写真が基になっている様でして、渦巻き型の初期型「A」・「B」タイプアルミ装着仕様。ですが、細部にちょっと間違い等が・・・

ドアミラーは、作り分けるのがメンドクサカったのか「R」と同じ物が黒く塗られ付けられてますが、実車は低グレード車用のリモコン無しミラーが装着されております。

まぁこの辺は縮尺スケールやこんな子部品用に別金型を作ると言ったコストの関係かなとも思います。

購入前にネットで画像を見た時、「あぁ~ん?」と思ったラジオアンテナの方は上手く処理されていた所は良かった。
「R」と違いオーディオレスが標準仕様のRA。ラジオアンテナも一般グレード車と同じF右前ピラー装着で、尚且つアンテナも後付けでした。
ネットで見たサンプル画像では、なんか変な付き方だったアンテナなので気になったのですが、実物が届き見てみると、実車同様な表現で後付け付属品なんかも付属してなかったので安心した次第であります。下は実車画像。

我が家のしろびびお3号車は、オーディオレスのままなので工場出荷時のメクラ蓋のまま。

はみ出し話ですが、最近のクルマの「オーディオレス」仕様は大体本体のみが装着されていなくて、スピーカーとかアンテナなんかは実装されラインオフしてますが、びびお販売時の頃などはオーディオレス仕様だとホントに何も付いて無かったりして・・・

ちょいと間違いが多いのは、車体後半部。

RA発売当初のメーカーリリース写真を参考にした様なのですが、実車はRガラス3面はスモークも無い無色ガラスなのと、RAはRワイパーは付いていなかったりして・・・

上画像は、我が家のしろびびおですが、バックドアの「RA」ステッカーは前オーナーが貼ったGCインプレッサWRX-RA用の純正なのと、マフラーはおいらが後付けした物なのでフルノーマルとは言えませんが、ご容赦下さいませ(ペコリ)。

他にも小さな所でウンチク話が出来るのですが、止めときます。
全体的な評価としては、外観の再現は小スケールながらよく出来ているので、「買って良かった~」な感想です、チョットタカイケド・・・
出来ればジルちゃんの黄色い仕様がホシカッタ(完売で残念)・・・





以下はオマケ編となります~。



まずはホイールのお話。

ミニカーのあかびびおに付いているアルミホイール、形状も小スケールながら良く再現されています。タイヤはちょっと・・・・ですが。

大分くたびれてますが、実物が我が家にあるので引っ張り出して写真を撮って見ました。

このアルミホイール、サファリラリーの余剰品が放出された?様で、ダートラ駆け出しだった頃何セットか購入して使ってましたが、損耗等で今は2本しか手元にありません・・・
タイヤはサファリ仕様の物では無く、おいらが付けたポテンザRE380Rのツルツルがついてますが、こちらも今は絶品。
このホイール、メーカーは不詳ですが、これ以外にもリム研磨仕様とかを見た記憶あり。センターキャップは買った時最初から付いていませんでしたが、STIマークのセンターキャップも存在した様子。

このホイールと、パッと見の雰囲気が似ていて、今でも安価に入手出来そうなのが下画像。

昔のスズキ純正オプションアルミ。こちらはおいらの所有物では無く知人の物。

ちょいと丸穴が大きい物の、見た目の雰囲気はいい感じ。以前画像検索で見かけたレプリカ仕様のびびおにも付いていたりしました。

こちらは、アルミホイール大手のエンケイ製。競技使用もいけるかな?
持ち主が車両入替えの際、上手く入手出来ればと気長に待つひまねねです~。


その2、スモールランプのお話。

RX-R(RA)や、オートマのGX(GX-R)とかM300に使われた丸型フォグ標準装備仕様のFバンパー。スモールランプがフォグ内臓な所が色々と拡張性を阻む所でありました。
ファグランプ周りを弄ろうとすると、スモールランプをどうするかが問題でした。
その頃、こんな写真を見かけたのです。

サファリラリードキュメントの、メーカー販促用ビデオのパッケージ画像。

この仕様では、ウインカーにスモールランプを移植した様子。
「これなら行けそう?」と、当時乗っていたしろびびお1号車を改修してしばらく乗っていました。

上が当時の画像。
ウインカーボディーのソケットをテールランプ用のWソケットに変え、配線加工し乗ってましたが、この仕様だと国内基準ではNGなので「違法改造車」になる事が判明。以後はノーマルままこの辺には手を付けていなかったりします・・・

ターンランプとスモールランプを兼用する場合は、同時点灯はNGで、スモールを消灯した後ターンランプが点滅しなきゃイケナイそうです。

オマケのオマケ話で、STIからも当時「ポン付け」仕様なフォグが販売されていました。

「PIAA80」をベースにし、スモール球内臓及びポン付けステーとカバーが付いたフォグランプ。
なのですが、非常に高価(55,000円)なのと、当時の国内ラリー規定に合わせた光量だったため、付いているびびおを見た記憶が殆どありません・・・






おまけのおまけ?な画像集。
上の方にもある、しろびびお1号車を4年程乗った後に購入したのがしろびびお2号。

前オーナーが諸事情により売りに出したのですが、ほぼ新車状態かつすでに競技仕様に作られた最終型EタイプRA。
この頃はバブルもはじけた影響でこの辺のクルマの需要も減って来ていたため、今では希少車の類なのですが、ダートコース走行会で転がしてしまいやっつけちゃいました・・・

自走で帰宅しましたが、ダメージがヒドイので廃車と相成りました。
もう15年くらい前の話・・・
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